アコーディオン1:マンガを描こうよ!
マンガを描こうよ!
棒人間でもマンガが描ける!?
「私は描けない」と思っているあなた!「でも描きたい」という気持ちが残ってるなら挑戦しようよ!○と△あとは棒!漫符(こうの史代さんの「ギガタウン」参照)を使えば、ほとんどのことが描ける。
アコーディオン2:棒人間のパーツとは?
棒人間のパーツとは?
人体を描くには人体をパーツ化します
人体は複雑に動くし捻ることも可能なので、バランスを取るのが難しいと感じる人が多い。でもそれは誤解。大きさや長さを自分の中でしっかり決めてしまえば、あとは可動方向と範囲だけ。それを手のパーツ、腰のパーツ、首・頭のパーツに分けて考えていけばいい。思い込んでいる形や髪型・洋服などの装飾物を離れて、シンプルに覚えよう。
頭は一つの円、肩から肘までと肘から手首までは同じ長さ。足の付け根から膝までと膝から足首までの長さも同じ。そんな考え方で棒人間を完成させてみよう。
1. まず丸を一つ。それは頭になるので頭の下に体や足を描くことを考え、その直径の10倍くらい紙のスペースを空けておこう。
2. 次に1本の短い棒を頭の下に縦に描く。これは首なので、頭の直径の5分の1くらいで良い。
3. 次にちょっと縦長で逆さの三角形。これは胴体。上半身ということ。肩幅にあたる一番上の線が頭よりもどのくらい長いかでその人の体型が決まる。男性なのか女性なのか、大柄なのか、華奢なのか。描くあなた次第なので、よく考えよう。
4. さあ、そして次にウエストから下、腰の部分。これは骨盤と考えればいい。高度に描けるようになれば、上半身をひねったり、骨盤を立てたり寝かせたりしてポーズを作れる。上半身とは逆の三角形で下の辺の両端から、足が伸びることになる。
5. さて次に手足。手と足には真ん中と先端に関節がある。そう、肘と手首に膝と足首。関節は肩と足の付け根にもあるけど、とりあえず最初は手足単体で考える。手も足も、面白いことに肩から肘までと肘から手首までの長さがほとんど同じ。足の方も付け根から膝までと、膝から足首までが同じ長さ。肘の位置はウエストぐらいのところになるので、自分が決めた体の大きさに合わせて描いてみよう。
6. 手首から先にあるのは手のひら。足首には足がくっつく。そのとき、手のひらは親指だけつけておこう。棒人間で表現するとき、こんなに単純なかたちでも親指だけあれば結構人間らしく見えるから。足は爪先がわかるように三角形にしておく。爪先を前に向けると小さい三角形。足先を横長に描くとつま先を横に開いているとわかる。
6番目の完成図は結構人間らしいように見える。これを描けたら、次の段階へ!ポーズを描いてみよう!
アコーディオン3:シチュエーションを描く
いろんな場面を棒人間にさせてみる。
笑う、泣く、怒る、お辞儀する、驚く、etc...
もちろん目鼻は描かない。漫符は使用OK。しばらくしたら、ここにお手本をUPするから、その間にがんばってみて。セリフをつけても構わない。目鼻や表情にとらわれずに表現することを知ってほしい。
ちょこっとカット
今はもうお蔵入りしてるカットたち。覚えてますか?
スクラップブック入りしているので、なかなか表には出てきません。もう順番もごちゃごちゃだし、なんのために描いたものかもわからない…
Juneなイラスト特集
雑誌Juneの創刊のころ、挿絵も描いていた
Juneという雑誌は、竹宮が「風と木の詩」を連載し始めた頃に創刊。依頼があったとき、「風と木の詩」の援護射撃になるかも、と考えて表紙イラストを引き受けた。
初出まで調べる余裕がないので、そのうちコメント入れる予定…。
じがぞおカット
近況報告的カットをよく頼まれた
こちらもスクラップブック入りしてて、小さいからなくならないように貼り付けてます。なので、複数を一緒に見ていただくしかない…